女子シングルス第1シードは石川佳純、ダブルスは「みまひな」【卓球・香港OP】

　24日、ワールドツアー「香港オープン」＜5月22～27日／香港）は本戦を迎えた。来週には同ツアー最高格付けのプラチナ大会「中国オープン」＜5月29～6月3日／深セン＞が行われ、その翌週には日本で唯一のワールドツアー開催となる「ライオンジャパンオープン荻村杯」＜6月6～10日／北九州＞が行われる。



　女子シングルス本戦には日本人選手が9人、中国人選手も9人が進出し、それぞれ最多となっている。その第1シードから優勝を狙うのは石川佳純（全農）。初戦に勝てば2回戦は中国の陳可と加藤美優（日本ペイントホールディングス）の勝者と対戦することになる。また同じブロックでは橋本帆乃香（ミキハウス）と伊藤美誠（スターツSC）が初戦で日本人対決となる。

　その他、注目選手では平野美宇（日本生命）が韓国のチェヒョジェ、早田ひな（日本生命／希望が丘高校）は中国の長瑞を初戦で迎え討つ。いずれも勝ち上がれば2回戦は「みうひな」対決が待っている。

　また第2シードのフォン・ティエンウェイと初戦で当たる、世界卓球2018スウェーデン代表の長﨑美柚（JOCエリートアカデミー／大原学園）がどこまでやれるかも見どころの一つ。なお中国人選手は世界卓球2018スウェーデン代表組の劉詩ブン、王曼イクら強豪が優勝争いに絡んでくるだろう。

　一方、ダブルスの第1シードは早田／伊藤の「みまひな」ペア。順当に勝ち進めば準決勝は同じブロックの陳幸同／孫穎莎（中国）と対戦する可能性が高く、ここが一つの関門となるだろう。もう1組、日本からは木原美悠（JOCエリートアカデミー）／長﨑美柚の中高生ペアも出場している。初戦の相手はチョン ジヒ／ヤン ハウンの韓国ペア。

＜女子シングルス本戦出場選手＞WR＝世界ランク
石川佳純（全農）WR3
伊藤美誠（スターツSC）WR5
平野美宇（日本生命）WR6
佐藤瞳（ミキハウス）WR12
早田ひな（日本生命／希望が丘高校）WR15
加藤美優（日本ペイントホールディングス）WR20
橋本帆乃香（ミキハウス）WR26
長﨑美柚（JOCエリートアカデミー／大原学園）WR68
木原美悠（JOCエリートアカデミー）WR86

＜女子ダブルス出場選手＞
早田ひな／伊藤美誠
木原美悠／長﨑美柚

（文＝高樹ミナ）