「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の最終日、決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦。第1セットは…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の最終日、決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦。第1セットはナダルが6-1で先取した。

両者は過去に4回対戦しており、ナダルが全勝しているが、このうちハードコートでの2試合はフルセットにもつれ込んでいる。しかし直近2試合のクレーコートでの対戦では、どちらもナダルがストレートで勝利している。

ハードコートではズベレフにも勝機がありそうだが、クレーではやはりナダルに軍配が上がるのか。それとも、今シーズンの勝利数が30で現在1位、そして先週の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」で優勝して勢いに乗るズベレフが昨年に引き続き2連覇を果たすのか、非常に興味深い一戦となった。

第1セットの第1ゲーム、ズベレフがいきなり0-40と3本のブレークポイントを握った。2本はしのがれたが、3本目は20本に及ぶ長いラリーの末にズベレフがブレークに成功した。しかし、直後にナダルがラブゲームでブレークバックを果たして第3ゲームもキープし、ズベレフにリードを許さなかった。

そして、ナダルは第4ゲームでズベレフのダブルフォルトなどによって2つ目のブレークに成功し、さらに第5ゲームもキープしてゲームカウント4-1と大きくリードを広げた。さらに第6ゲームもブレークして5ゲームを連取したナダルは、第7ゲームも危なげなくキープし、第1セットを6-1で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は試合前のフォトセッションに臨むナダル(左)とズベレフ(右)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)