「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を破った第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が、…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を破った第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が、足をすべらせて転倒するハプニングがあった。

ハプニングが起きたのは、第2セットの第9ゲーム。ゲームカウント5-4とチリッチがリードし、デュースになった重要な場面だ。

カレーニョ ブスタのサーブをコートの右でフォアハンドで打ち返したチリッチはコート中央に戻ろうとするが、そこで足をすべらせて転倒し、それと同時にカレーニョ ブスタがリターンを放つ。そしてその球は転倒したチリッチのすぐ後ろに落ちてチリッチのポイントとなり、マッチポイントを迎えた。

転倒はしたものの怪我は無さそうで、チリッチは続くプレーでポイントを奪って試合に勝利した。

チリッチは翌日の準決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、準々決勝敗退となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は重要な局面で転倒してしまったチリッチ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)