左から福田典子、武井壮、石川佳純、平野早矢香


 いま卓球界で注目のテレビ番組といえば、日本初の卓球情報番組として、今年1月からスタートした『』だ。4月からは、1時間番組としてスケールアップし、スポーツ愛が止まらない武井壮&五輪メダリストの平野早矢香という熱すぎるダブルMCが、熱烈トークで大盛り上がる。

 リニューアル第1回では、ゲストに吉村真晴選手(名古屋ダイハツ)を呼んで、世界卓球2017の男子シングルス2回戦で、張本智和(JOCエリートアカデミー)が水谷隼(木下グループ)を破った衝撃の一戦を深掘り解説してもらったり、森薗政崇選手(FPC)がゲストの回では世界卓球2017の決勝、馬龍対樊振東戦を見ながら中国の強さを分析するなど、番組はかなりの"ディープ"路線。一般の視聴者はもちろん、卓球愛好家も唸る内容で毎回話題となっている。

 そんな『』の次回&次々回(5/19&26)の放送に、ついにあの大物ゲストが登場。世界卓球2018で銀メダルを獲得した日本女子のキャプテン、石川佳純選手(全農)だ!南北合同チーム「コリア」戦、キムソンイとの歴史に残る大接戦を、帰国間もない石川選手が、2週にわたって超詳しく、超ディープに解説してくれる。

 お互いの戦術のかけひきから、何を考えてプレーしていたのかなど、他ではなかなか聞くことができない本音をご本人が存分に披露。中でもやはり興味深いのは、度重なるエッジボールに苦しめられた最終ゲーム終盤での石川選手のメンタルだ。

 たとえば、最終ゲーム14-14の場面、石川選手が一度サービスの構えをといて、ボールを見てから、構え直す場面がある。これは、意図的に仕切り直ししたわけではなく、実は極限の精神状態の中「ボールのマークが違って見えた」ため、一瞬「あれ?」と思って、サービスを出すのをやめたのだと言う。それほど、精神的に追いつめられていたのだった。

 何度も心が折れそうになりながらも、踏ん張ってキャプテンの意地を見せつけた石川選手の脅威のメンタルコントロール。詳しくは『卓球ジャパン!』でご覧あれ!


【卓球ジャパン!】
BSジャパン 毎週土曜 夜10時〜
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