サッカー日本代表の背番号10を着けてきた男にとって、真価が問われる2週間が始まる。 ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた1次選考と言えるガーナ戦(30日・日産スタジアム)のメンバー27人が発表され、MF香川真司(ドルトムント)も名を連…
サッカー日本代表の背番号10を着けてきた男にとって、真価が問われる2週間が始まる。
ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた1次選考と言えるガーナ戦(30日・日産スタジアム)のメンバー27人が発表され、MF香川真司(ドルトムント)も名を連ねた。W杯行きを勝ち取るのは23人。長く負傷で離脱していたため、チームに欠かせない存在であることを改めて西野朗監督に証明する必要がある。
日本代表からは昨年10月を最後に遠ざかり、今年2月には左足首の負傷にも見舞われた。5月12日のドイツ1部リーグ最終節で復帰を果たしたとはいえ、プレー時間は終盤のわずか15分ほど。西野監督はメンバー発表会見で「本当にデリケートに考えないといけない。3カ月もトップステージでやれていない。最終的な状態を確認したい」と手元で見極める考えを示した。
ただ、本人は苦しい状況を理解しながらも強気の言動を貫いてきた。5月14日、ドイツから成田空港に帰国した際には「皆さんが思っている以上に、けがの方は問題ない。そこだけは強調しておきたい」ときっぱり。曇りのない表情で「新しい監督の下、本当にやるだけだ」と気合十分に話していた。
4年前は1次リーグで1勝も挙げられずに敗退した。当然、その悔しさは香川の記憶に深く刻まれている。雪辱の舞台に上がるため、まずは合宿での一つ一つのプレーから健在をアピールする。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]