「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の5日目、3回戦で6-1、6-2とフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に完勝し、今大会2年ぶりのベスト8進出を果たした錦織…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の5日目、3回戦で6-1、6-2とフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に完勝し、今大会2年ぶりのベスト8進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)が、試合後のインタビューに答えた。

まず、今日の試合を振り返って「最初から最後までしっかり集中してプレーできましたし、やりたいようなプレーもできました。相手のミスも多かったので助けられた部分もありましたが、良い試合ができたと思います」とコメント。錦織自身も今日の試合には手応えがあったようだ。

その勝利に繋がったものとして昨日のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の話も上がった。錦織は「タイプ的には昨日のディミトロフと(コールシュライバーが)似ている選手だったので、昨日の反省点を活かして、なるべく自分から打っていけるようにしました。特にバックで早いタイミングで打てたので、それが効いたのかなと思います」と語った。

また、ランキングについても言及し、「こうやってどんどん勝っていければ自然とランキングも上がっていくと思うので、1試合1試合楽しんでプレーしたいと思います」と語っている。

そして、明日の試合については「サーブとリターンが今日みたいにしっかり入ってくれるとプレーもどんどん余裕が出てきます。今日はほぼ完璧に近い試合ができたので、明日も同じようなプレーを心がけたいと思います」とコメントした。このインタビューの段階ではまだ対戦相手が決まっておらず、ジョコビッチ戦に対してのコメントはまだ得られていない。(テニスデイリー編集部)

※写真は2年ぶりのベスト8進出を果たした錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)