今季5勝しながらもボーナスポイント獲得が少なく南アフリカ・カンファレンスで最下位のストーマーズは、4年連続のプレーオフ進出へ向けもう負けるわけにはいかず、5月19日にはスーパーラグビー初開催となる香港(モンコックスタジアム)で日本チームの…

 今季5勝しながらもボーナスポイント獲得が少なく南アフリカ・カンファレンスで最下位のストーマーズは、4年連続のプレーオフ進出へ向けもう負けるわけにはいかず、5月19日にはスーパーラグビー初開催となる香港(モンコックスタジアム)で日本チームのサンウルブズと対戦する。

 LOエベン・エツベス、PRスティーヴン・キッツォフといった南ア代表の主力が怪我のため不在。来年のワールドカップでグリーン&ゴールドジャージーの10番をつける可能性もある若き司令塔のSOダミアン・ヴィレムセと、同じく20歳になったばかりの有望株であるLOサラマン・モエラットは今月末開幕のワールドラグビーU20チャンピオンシップに参加するU20南ア代表に招集されたため離脱している。
 ハードワーカーの主将であるFLシヤ・コリシは仕事量を管理され、サンウルブズ戦はベンチスタートとなる。そのため、31歳の堅実なベテランLOクリス・ファンセイルがゲームキャプテンを任された。

 先発メンバーのうち南ア代表キャップ保持者は6人で、タックル成功率ランキングで5位のLOピーター=ステフ・デュトイがキーマンとなる。ミッドフィールドに立つ日本ラグビー経験者のダミアン・デアリエンディ(元 近鉄)とJJ・エンゲルブレヒト(元 豊田自動織機)も要注意だ。

 快足トライゲッターのWTBセルジール・ピーターセンも負傷で離脱中だが、15人制でも南ア代表入りを目指すセブンズスターのシアベロ・セナトラが右WTBで先発チャンスを与えられた。左WTBは、優れたハンドスキルを持ちキックも巧みに使う南ア代表のディリン・レイズ。
 かつて南ア代表ヘッドコーチを務めたカレル・デュプレッシーの息子、ジャン=ルック・デュプレッシーは、10番で今季初先発となる。

1.JC Janse van Rensburg  2.Ramone Samuels  3.Wilco Louw  4.Chris van Zyl  5.Pieter-Steph du Toit  6.Kobus van Dyk  7.Cobus Wiese  8.Nizaam Carr  9.Dewaldt Duvenage  10.Jean-Luc du Plessis  11.Dillyn Leyds  12.Damian de Allende  13.JJ Engelbrecht  14.Seabelo Senatla  15.SP Marais

〔リザーブ〕
16.Scarra Ntubeni  17.Carlu Sadie  18.Frans Malherbe  19.Jan de Klerk  20.Siya Kolisi  21.Sikhumbuzo Notshe  22.Paul de Wet  23.EW Viljoen