「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の5日目、3回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。第1セットを6-1で先取した錦織が…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の5日目、3回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。第1セットを6-1で先取した錦織が第2セットも6-2で連取し、ベスト8進出を決めた。試合時間は1時間3分。

勝利した錦織は、準々決勝で元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

第2セットはコールシュライバーのサービスからスタートした。第2ゲームで錦織は15-40と2本のブレークポイントを握られてしまうが、この2本をしのいでデュースにすると、さらに連続してポイントを連取してキープ。

両者ともにキープを続けた第5ゲームで錦織は3本のブレークポイントを握り、2本はしのがれたものの、バックハンドのダウン・ザ・ラインを決めてブレークに成功、第2セットもリードする展開とした。

その後も錦織は左右ギリギリにボールを打ち分けるなど、素晴らしい攻めを見せて第7ゲームもブレークし、2ブレークアップ、ゲームカウント5-2とした。

そして迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ。錦織はここでも豪快に攻め続ける。コールシュライバーも対抗するが、好調の錦織はそれをものともせずにこの第8ゲームをキープし、第2セットを6-2で連取し、準々決勝進出を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真はベスト8入りを果たした錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)