「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の4日目、2回戦で錦織圭(日本/日清食品)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6(4)-7、7-5、6…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の4日目、2回戦で錦織圭(日本/日清食品)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6(4)-7、7-5、6-4の逆転劇を披露し、3回戦進出、ベスト16入りを果たした。

試合後のインタビューで錦織は試合を振り返って「お互いにいい試合ができたと思います。出だしからの僕のプレー自体も悪くなかったですし。タイブレークを落として色々考えましたし、先にブレークを与えましたが、落ち着いてリターンゲームもできました。悪い状況からもファイトできたかなと思います」とコメントした。

また、第2セットのブレークバックからプレースタイルを変えたのか?という質問には「そうですね。悪いときはかなり後ろに下がって彼に左右に振られる場面が多かったので、出だしから前に入っていかないと、というのは分かっていたけどなかなかできなくて。ブレークされたゲームでちょっと吹っ切れて、徐々に劣勢からもいいプレーがどんどん出てきました」と答えた。

そして、次戦で対決するフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)については「強い相手なので、長いラリーになると思いますけど、今日の良いときみたいにしっかり攻めれるプレーを心掛けてやりたいと思います」とコメントした。

コールシュライバーと過去に対戦したのは、2016年の「全豪オープン」の1回戦のみ。そのときは錦織がストレートで勝利しているが、コールシュライバーは「BMWオープン」で準優勝するなど、最近調子を上げている。また、先週行われた「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」の1回戦では、杉田祐一(日本/三菱電機)にストレートで勝利している。

試合は、日本時間5月18日の午前2時に開始予定。テニスデイリーでは、サイト上で速報を行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦進出を決めた錦織圭

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)