セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチであるパトリック・ムラトグルー氏によれば、セレナは2週間以内に始まる「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)でプレーすることになるという。今年の「全仏オープン」は、グラ…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチであるパトリック・ムラトグルー氏によれば、セレナは2週間以内に始まる「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)でプレーすることになるという。

今年の「全仏オープン」は、グランドスラムを23度制したセレナが出場すれば、同選手が出産休暇からのツアー復帰後に初めて出場するメジャー大会となる。

コーチのムラトグルー氏はWTA(女子テニス協会)のウェブサイトで「セレナは優勝するために『全仏オープン』でプレーするだろう」と語っている。

セレナは娘の出産のために、14ヵ月間にわたってツアーを離脱した後、今年に入って短期間、復帰していたが、先週の「マドリード・オープン」と今週の「イタリアン・オープン」は欠場していた。

ムラトグルー氏によると、同氏とトレーニングするためにセレナが先月末にフランス入りした時、「セレナにはまだ準備ができていないことに気付いた。出産と医学的な諸々の問題で失った時間を、取り戻せていなかった」という。

ムラトグルー氏は「マドリードとローマを欠場したのはこのためで、完璧に準備を整えるには5週間必要だった。『全仏オープン』には間に合うと確信しているし、非常に満足している」とも付け加えた。

「全仏オープン」を3度制したセレナは、3月の「マイアミ・オープン」1回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)に敗れて以来、プレーしていない。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」の練習セッションで話すセレナとムラトグルーコーチ

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)