ダビド・ゴファン(ベルギー)は、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13日~20日/クレーコート)男子シングルス1回戦でレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に快勝した。スコアは6-1、6-2…

ダビド・ゴファン(ベルギー)は、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13日~20日/クレーコート)男子シングルス1回戦でレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に快勝した。スコアは6-1、6-2、試合時間は1時間1分だった。

ゴファンは昨年来、足の怪我や顔面にボールを受けて試合を途中棄権せざるを得なくなるといったトラブルにも見舞われてきたものの、今大会ではひとまず1回戦を快勝して、円滑な今大会のスタートを切った。

ゴファンは序盤からメイヤーに対してリードを確保。自身最初となるリターンゲームとなった第2ゲームから、30-40でのブレークポイントを獲得した後、メイヤーのフォアハンドストロークのアウトでブレークを達成。

第1セットではその後、メイヤーは1ブレークダウンを挽回できなかったほか、サービスに回った第6ゲームでもブレークを喫してしまい、結局、ゴファンが6-1で1セットアップの大きなリードを築いた。

ゴファンは第2セットに入っても、緊張感を失わずに試合を運んだ一方、メイヤーもキープを続けて追いすがった。

しかし、中盤に入ろうとする第5ゲーム、リターンとなったゴファンが30-40のブレークポイントを獲得。同選手のバックハンドでのリターンをメイヤーが返球したものの、ボールの着地点はコート外。第2セットでもゴファンがリードを獲得した。

さらにゴファンが4-2とリードした7ゲーム目は、デュースを繰り返す運びになった。ゴファンは2度目のデュースでブレークポイントをつかむと、続くポイントで、メイヤーのアウトミスで得点。ゴファンのブレークが重なり、試合はサービング・フォー・ザ・マッチに入った。

最後のゲームもラブゲームでゴファンがつかみ、勝利を手にした。

試合を通じては、12本のウィナーを放ったゴファンに対して、メイヤーは10本。アンフォーストエラーについても、ゴファンが15本となったが、メイヤーが31本と、いずれでもゴファンのパフォーマンスが上回った。

ほかにも、ブレークポイントをつかんだ際のブレーク率も、5本中4本でブレークし80%としたゴファンの数字が際立っており、試合の結果にも現れた。

ゴファンは2回戦では、マルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はマドリードでの大会でサービスを放つゴファン

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)