ATP(男子プロテニス協会)は5月14日、最新の世界ランキングを公表した。その中で、錦織圭(日本/日清食品)は24位となった一方で、「ATPチャレンジャーギムチョン」で優勝した西岡良仁(日本/ミキハウス)が100位のジャンプアップを見せた。…

ATP(男子プロテニス協会)は5月14日、最新の世界ランキングを公表した。その中で、錦織圭(日本/日清食品)は24位となった一方で、「ATPチャレンジャーギムチョン」で優勝した西岡良仁(日本/ミキハウス)が100位のジャンプアップを見せた。

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)では、1回戦から第10シードで出場したノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦した錦織は、5-7、4-6で早期敗退。ランキング順位も、前週から4つ落ち、24位となった。

また、西岡は、韓国の金泉市で行われた「ATPチャレンジャーギムチョン」での優勝により、100人抜きで、262位にランキングを引き上げた。キャリア最高ランキングの58位までにはまだまだ開きがあるものの、膝の怪我からの復帰も順調に推移しているといえそうだ。

ランキング上位ではほかにも、ビッグネームの順位も変動。ラファエル・ナダル(スペイン)が、昨年は優勝していた「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」の準々決勝で、ドミニク・ティーム(オーストリア)に5-7、3-6で敗戦。ランキングでも1位の座を、ロジャー・フェデラー(スイス)に明け渡した。

ほかには、ジョコビッチが6つ順位を下げて18位としたほか、デニス・シャポバロフ(カナダ)は、マドリードで準決勝まで進出した結果、その順位も14位上昇。キャリアハイを更新して、29位とした。◇   ◇   ◇

【5月14日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(2)ロジャー・フェデラー(スイス) 8,670

2.(1)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,950

3.(3)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 6,015

4.(4)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 4,870

5.(5)マリン・チリッチ(クロアチア) 4,770

6.(6)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 4,540

7.(8)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,660

8.(7)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,545

9.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 3,305

10.(10)ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,930

11.(11)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,280

12.(13)サム・クエリー(アメリカ) 2,220

13.(14)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,210

14.(15)ジャック・ソック(アメリカ) 2,155

15.(16)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,130

16.(18)ルカ・プイユ(フランス) 1,995

17.(17)トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 1,980

18.(12)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 1,905

19.(22)カイル・エドマンド(イギリス)) 1,905

20.(21)チョン・ヒョン(韓国) 1,807

------------------------

24.(20)錦織圭(日本/日清食品) 1,665

29.(43)デニス・シャポバロフ(カナダ) 1,488

46.(46)杉田祐一(日本/三菱電機) 1,070

262.(362)西岡良仁(日本/ミキハウス) 207(テニスデイリー編集部)

※写真はマドリードでのジョコビッチ戦でスライディングしながら打球する錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)