「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦。7-6(5)、6-4のストレートで勝利し…
「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦。7-6(5)、6-4のストレートで勝利し、2回戦進出を決めた。試合時間は1時間48分。
勝利した錦織は、第3シードで1回戦免除のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と2回戦で対戦する。
ロペスとは過去に6回対戦しており、3勝3敗のイーブンとなっているが、今回の勝利で勝ち越しとなった。また、錦織はこの試合の前まで3連敗を喫していたが、この勝利で連敗を脱出した。
第1セットはお互いにキープし合う展開となった。錦織は第4ゲームと第12ゲームでブレークポイントを握るもブレークには至らず、ゲームカウント6-6でタイブレークに突入した。ここでも一進一退の攻防が続くが、最後は落ち着いてラリーを進めた錦織に対してロペスのショットがネットに掛かって7-6(5)で第1セットを先取した。
続く第2セットでは、第1ゲームで錦織がこの試合初となるブレークに成功してリードを作る。第6ゲームでロペスにブレークバックされるも、直後に錦織が再びブレークして1ブレークアップとすると、このリードを最後まで保って6-4で第2セットを連取して勝利を決めた。
今大会の最年長選手でもあるベテランのロペスが繰り出すスライスやドロップショットに苦戦はしたものの、ストレートで勝利した錦織は、2回戦で第3シードのディミトロフと対戦する。第3シード、現在の世界ランキング4位のディミトロフとの対戦成績は、錦織から見て3勝1敗。ただ、唯一の敗北が直近の対戦で、昨年の「ブリスベン国際」の決勝というのが気になるところだ。(テニスデイリー編集部)
※写真は2回戦進出を決めた錦織圭
(Photo by Julian Finney/Getty Images)