グランドスラムで3度優勝しているスタン・ワウリンカ(スイス)は、左膝の手術から未だに復調できていなかった。2月以来初めての実戦となった「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」の1回戦で、ワウリンカは世界ランク55位のス…

グランドスラムで3度優勝しているスタン・ワウリンカ(スイス)は、左膝の手術から未だに復調できていなかった。

2月以来初めての実戦となった「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」の1回戦で、ワウリンカは世界ランク55位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)に 6-4、6-4で敗れた。

ジョンソンの17回に対して、ワウリンカは30回のアンフォーストエラーを記録。第1セット、第2セットでそれぞれ1度ずつブレークされ、たった2度のブレークチャンスはいずれもブレークすることができなかった。

ワウリンカは昨年8月に2度の手術を受けており、1月の「全豪オープン」で復帰。「全豪オープン」では2回戦でテニス・サングレン(アメリカ)に敗北。そして2月の「オープン13 マルセイユ」での大会では左膝の故障を理由に、イーリャ・イバシュカ(ベラルーシ)との2回戦を途中棄権しており、今回がそれからの復帰戦となっていたが、残念ながら勝利とはならなかった。

勝利したジョンソンは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)との勝者と2回戦で対戦する。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は復帰戦が黒星スタートとなったワウリンカ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)