13日の現地時間15時30分。ニュルブルクリンクの熱い戦いが終わった。総合で勝利を収めたのはポルシェ911 GT3 R。最終局面までメルセデスベンツ AMG GT3と白熱のバトルを繰り広げて勝ち取った栄光だった。日本勢では、STIからエント…
13日の現地時間15時30分。ニュルブルクリンクの熱い戦いが終わった。総合で勝利を収めたのはポルシェ911 GT3 R。最終局面までメルセデスベンツ AMG GT3と白熱のバトルを繰り広げて勝ち取った栄光だった。
日本勢では、STIからエントリーしたSUBARU WRX STIが総合62位でSP3Tクラスのチャンピオンを獲得。レース序盤とゴール前のアクシデントで合計1時間半ものピット作業をおこなう厳しい戦いとなった。
「どうして神はこんなに試練を与えるのでしょうかね。世の中そんなにうまくはいかない。そのいい例となる闘いでした。決してなめてかかっているわけではありませんが、進化の過程では失敗があることを改めて感じました」とチームを率いたSTIの辰己英治総監督。
レース終了1時間前に発生したアクシデントの修理は、まさに時間との戦いだった。
「トラブルの原因は電気系ですね。まだはっきりとはわからないのですが、怪しいと思われる部品を取り換えたらエンジンがかかりました。
本当はGT3勢の中にもっと入りたかったですね。これまで調子がいいときは総合20番手くらいに入れていたので狙っていたのですが、序盤の(パワーステアリングの)トラブルが悔やまれます。あそこで1時間止まり、6周近く遅れてしまったのが痛かった」。
STI/SUBARU(ニュルブルクリンク2018)《撮影 工藤貴宏》
ニュルブルクリンク24時間レース2018《撮影 益田和久》
STI/SUBARU(ニュルブルクリンク2018)《撮影 工藤貴宏》
STIの辰己英治総監督《撮影 工藤貴宏》
STI/SUBARU(ニュルブルクリンク2018)《撮影 工藤貴宏》
STIの辰己英治総監督《写真提供 SUBARU / STI》
ニュルブルクリンク24時間レース2018《撮影 益田和久》
ニュルブルクリンク24時間レース2018《撮影 益田和久》
ニュルブルクリンク24時間レース2018《撮影 益田和久》