「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の初日、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がライアン・ハリソン(アメリカ)と対戦。杉田は6(5)-7、3-6とストレートで落と…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の初日、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がライアン・ハリソン(アメリカ)と対戦。杉田は6(5)-7、3-6とストレートで落とし、1回戦敗退となった。試合時間は1時間58分。

両者は過去に2回対戦しており、結果は1勝1敗となっている。直近の対戦は2015年で、3年ぶりの対戦はハリソンに軍配が上がった。また、現在の世界ランキングで比較すると、杉田が46位でハリソンが59位となっている。

第1セットは膠着した戦いが続いた。両者ともにブレークのチャンスを活かすことができず、お互いにキープし合う膠着した状態が続いた。そして決着はタイブレークに持ち越された。ここで杉田は3ポイントを連取してリードを作るものの、すぐにハリソンに追いつき、追い越されてしまった。そして最後はハリソンにサービスエースを決められ、第1セットを6(5)-7で先取されてしまった。

第2セット、杉田は調子を戻すことができずにハリソンに対して防戦一方となってしまう。第1ゲームはブレークポイントをしのいだものの、第3ゲームでブレークされてリードされてしまった。杉田は第6ゲーム、第8ゲームでブレークのチャンスをつかむものの、そのチャンスを活かすことができずに第9ゲームに。最後は杉田のショットがわずかにベースラインを越えてしまい、ゲームカウント3-6で第2セットも落としてしまった。

杉田は3月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」から8大会連続の初戦敗退となった。一日も早くこの嫌な流れを断ち切り、勝利を手にしてもらいたい。

また、勝利したハリソンは、2回戦で第4シードで1回戦を免除となっていたマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は8大会連続の初戦敗退となった杉田祐一

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)