子どものサッカーがうまくなる方法は、答えを与えることじゃなく彼らが見つけた答えを後押ししてあげることhttp://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/011827.html前編では、日本にコーチングを広めた草…

子どものサッカーがうまくなる方法は、答えを与えることじゃなく彼らが見つけた答えを後押ししてあげること
http://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/011827.html


前編では、日本にコーチングを広めた草分け的存在の伊藤守さん(株式会社コーチ・エィ代表取締役会長)に、コミュニケーションについて知っておくべきことを語っていただきました。今回も引き続き、コミュニケーションの図り方や条件、また子どもの行動が環境に影響を受けていることなどについて話をうかがいました。(取材・文 木之下潤)


■コミュニケーションをうまくとるのに“上下関係”はNG!

コミュニケーションをうまくとる条件を“ふたりの関係が対等であること”と、伊藤さんは話し、その理由を教えてくれました。

「コーチがアドバイスをすることも、一歩間違えたら上下関係が生まれてしまいます。これは、お父さんとお母さんにも同じことが言えます。コミュニケーションをうまくとるうえで重要なことは“対等”であることなので、目線を子どもと同じ高さにすることが大事なんです。理由は、下の立場から聞く人は自分の“アイデンティティ”が揺らいでしまうからです。

主役の聞き手はリセプターを働かせて、話し手の言っていることのなかで欲しい情報を選んでから話を聞いているんです。大人(話し手)が上の立場から物事を伝えようとしたら、子ども(聞き手)はそれを強要と捉えます。情報を選ぶ次元のことではない。だから、リセプターなんて働きません。

アドバイスをするリスクはもう一つあります。それは、聞き手が『発見する喜びを失う』ことで、次の目標をなくしてしまうということです。『自分で見つけた』という事実が大事なのです」

ようするに、話の中に自分が欲しい情報があったから喜びが得られます。欲しい情報を探しているということは、聞き手の立場からすれば主体性があり、主役を実感できる行動です。伊藤さんがサッカーを絡め、主体性をわかりやすく例えてくれました。

「そもそもコーチは主体的なサッカー選手を育てたいわけですよね? なぜなら、ピッチでは常に不足の事態が起こるから『自分で考えて、自分で行動する』ことができなければ、その状況を打破できないからです。ならば、いいサッカー選手の条件は主体性・自律性があることではないでしょうか」

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