「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月14日~20日/クレーコート)のドロー表が大会公式サイトで発表され、大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦で元世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦することが決まった。…

「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月14日~20日/クレーコート)のドロー表が大会公式サイトで発表され、大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦で元世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦することが決まった。

対戦相手となるアザレンカは、2012年と2013年には「全豪オープン」でも優勝している元1位。息子の親権争いのトラブルでツアーから離れていたため、現在は98位となっているが、今年3月の「マイアミ・オープン」ではベスト4まで進出している。今シーズンのクレーコートでの成績は、「ムトゥア マドリード・オープン」2回戦敗退のみ。

一方、大坂の今シーズンのクレーコートでの成績は、「ボルボ・カーズ・オープン」3回戦敗退と「ムトゥア マドリード・オープン」1回戦敗退の2勝2敗。「ボルボ・カーズ・オープン」で敗れた際には「2試合は勝つ事ができました。ですが、だからといって自分のクレーコートでのテニスが、とても上手いとは思えない」とクレーコートへの苦手意識を語っていた。

両者の直接対決は、2016年「全豪オープン」3回戦の1度のみで、このとき大坂は1-6、1-6のストレートで完敗している。しかしそれから2年が経過しており、大坂も結果を残してきた。大坂が「BNPパリバ・オープン」の1回戦で元1位のマリア・シャラポワ(ロシア)を破ってから快進撃で優勝したように、今回も元1位から今後に弾みをつける勝利を期待したい。

また勝利した場合、2回戦では第1シードで現在1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦することになり、連続して厳しい戦いが予想される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「マイアミ・オープン」のときの大坂なおみ

(Charles Trainor Jr./Miami Herald/TNS via Getty Images)