「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)の6日目、準々決勝で世界ランキング8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)とドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)が対戦。7…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)の6日目、準々決勝で世界ランキング8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)とドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)が対戦。7-6(3)、3-6、6-3でアンダーソンが勝利し、準決勝へ駒を進めた。試合時間は2時間12分。

勝利したアンダーソンは、この後に行われた準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)をストレートで破ったドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。

両者は過去に1回対戦している。昨年の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」で、そのときは6-2、7-5でアンダーソンが勝利しており、

今回の勝利でアンダーソンから見て2勝0敗とした。

第1セット、両者ともに1回ずつブレークしたものの決定打は出ず、タイブレークに突入した。そこでアンダーソンがラヨビッチをリードし、第1セットを先取した。

続く第2セットでアンダーソンは第2セットで唯一握られてしまったブレークポイントを決められてしまい、一方で自身は2本のブレークポイントをことごとくラヨビッチにしのがれてしまい、第2セットを落とした。

しかし、ここでアンダーソンは気持ちを切り替えて第3セットに臨むと、ここも1本だけとなったブレークポイントのチャンスを活かしてリードして試合を決めた。

やはり、身長203cmから放たれるサーブは強力で、試合を通してアンダーソンは15本ものエースを決めて試合を優位に進めていった。

勝利したアンダーソンは、準決勝でティームと対戦する。ティームとの過去の対戦成績は6勝0敗と、アンダーソンの全勝となっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は準決勝進出を果たしたアンダーソン

(Photo by David Aliaga/NurPhoto via Getty Images)