ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が内転筋の故障を理由に、来週から始まる「AEGON選手権」(ATP500/グラスコート)への出場を取りやめた。AEGON選手権は6月13日からイギリス・ロンドンのクイーンズクラブで始まる、ウィン…

 ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が内転筋の故障を理由に、来週から始まる「AEGON選手権」(ATP500/グラスコート)への出場を取りやめた。AEGON選手権は6月13日からイギリス・ロンドンのクイーンズクラブで始まる、ウィンブルドンの前哨戦として知られる由緒ある大会だ。

 全仏オープンでは3回戦で、エルネスツ・グルビス(ラトビア)との試合途中で棄権していたツォンガは、この大会までに故障を回復させることができなかった。  2011年大会では決勝に進んでいるツォンガが、今大会の出場を取り消した2番目のビッグネームとなった。先週はラファエル・ナダル(スペイン)が、全仏オープン3回戦を戦う前に棄権することになった手首の故障のため、今大会の欠場を発表している。

 AEGON選手権のトップシードは世界ランキング2位のアンディ・マレー、5位のスタン・ワウリンカ(スイス)らとなっている。(C)AP