ドイツ・シュツットガルトで開催されている「メルセデス・カップ」(ATP250/6月6~12日/賞金総額60万6525ユーロ)。 34歳のロジャー・フェデラー(スイス)と18歳のテイラー・フリッツ(アメリカ)の2回戦は、第1セットでフェデ…

 ドイツ・シュツットガルトで開催されている「メルセデス・カップ」(ATP250/6月6~12日/賞金総額60万6525ユーロ)。

 34歳のロジャー・フェデラー(スイス)と18歳のテイラー・フリッツ(アメリカ)の2回戦は、第1セットでフェデラーがブレークを果たしたときに、雨により途中で終わることになった。このブレークでフェデラーは4-3とリードしたところだった。

 ビッグサービスで知られるフリッツだが、第7ゲームでは得意の武器が力を発揮しなかった。そしてここでしとしと降り続いていた雨が、大会開催者に試合中止と順延を強いることになったのだ。  フェデラーは背中の故障のために全仏オープンの欠場を余儀なくされ、この大会で復帰した。ここは、フェデラーが7度優勝しているウィンブルドンのための調整の場と見なされる大会でもある。

 フェデラーにとってこの2回戦は初戦で、木曜日に再開される予定。勝者は準々決勝で、ミハエル・ベレー(ドイツ)を6-3 3-6 6-4で倒した予選勝者のフロリアン・マイヤー(ドイツ)と対戦することになる。  一方、第7シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)はデニス・クドラ(アメリカ)を7-5 6-3で下して準々決勝に駒を進めた。(C)AP