カイル・エドマンド(イギリス)は10日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~5月13日/クレーコート)の3回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)から白星を獲得し、準々決勝への進出を…

カイル・エドマンド(イギリス)は10日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~5月13日/クレーコート)の3回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)から白星を獲得し、準々決勝への進出を決めた。スコアは6-3、6-3、試合時間は1時間12分だった。

エドマンドは次の準々決勝で若手でも注目度の高いデニス・シャポバロフ(カナダ)との準々決勝に臨む。

試合の冒頭からエドマンドはブレーク。ゴファンのアウトミスなどで2ブレークポイントのチャンスを掴んだ。これを活かしてエドマンドはいきなりブレークを達成し、1ブレークアップのリードを確保した。

さらにエドマンドリードの5-3で迎えた第9ゲームで、第1セットを取るためには後のないゴファンは要所でのアウトミスもあり、0-40と3ブレークポイントのピンチ。エドマンドは2ポイントの追い上げを許し、3度目のセットポイントで相手のコート深くにフォアで打ち込むとゴファンがたまらず大きくアウトミスしてしまった。

結局、第1セットは6-3でエドマンドが確保して第2セットに入った。

巻き返しを図りたいゴファンだったが同選手は第6ゲームでまたもや攻め込まれた。冒頭からゴファンが2ポイントを連取した一方で、エドマンドがストローク戦でコート端に打ち込んでコースを突くとゴファンがネットミス。ほかにもゴファンのアウトミスが重なりブレークポイントが訪れた。

エドマンドはこのチャンスにゴファンのネットミスでブレークを実現。第2セットでも先行するリードを築いた。

エドマンドは第2セットの中盤で得たリードを譲り渡すことはなく、そのままサービスキープを続け、6-3で締めくくった。同選手は、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4、6-4で破ったシャポバロフとの準々決勝に臨む。(テニスデイリー編集部)

※写真はゴファンとの対戦でサービスを放ったエドマンド

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)