ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は9日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)男子シングルス2回戦で、カイル・エドマンド(イギリス)に3-6、6-2、3-6…

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は9日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)男子シングルス2回戦で、カイル・エドマンド(イギリス)に3-6、6-2、3-6で敗れた。この敗北により、ジョコビッチは過去3戦全勝していたエドマンドに初黒星となった。試合時間は1時間42分。

ジョコビッチは1回戦で錦織圭(日本/日清食品)を7-5、6-4のストレートで破り、再び復調の気配を漂わせたが、2011年と2016年に優勝しているこの大会でも期待される結果を出せなかった。

ジョコビッチは試合開始直後の第1ゲームからエドマンドにブレークを許し、いきなり追いかける展開に。即座にブレークバックに成功するも、第5ゲーム、第9ゲームでもブレークを許し第1セットを落とす。

しかし調子が出てきたジョコビッチはミスが減り、第2セットでは一度もピンチを迎えることなく2度ブレークし、セットカウントをイーブンとした。第2セットでのジョコビッチのアンフォーストエラーはわずか3本だった。

この勢いを保つかと思われたが、エドマンドも挽回。膠着状態となり、キープが続く。しかしゲームカウント3-4でジョコビッチはワンチャンスをものにされ、ブレークを許すと、エドマンドのサービング・フォー・ザ・マッチを崩せず、2回戦敗退が決まった。

試合を通してジョコビッチは、アンフォーストエラーではエドマンドの29本より少ない23本だったが、ウィナーの数ではエドマンドの30本に対し11本と大きな差があった。

勝利したエドマンドは3回戦で第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は2回戦敗退となったジョコビッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)