「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。4-6、3-6のストレート…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。4-6、3-6のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は1時間8分。

両者は今回が初の対戦となる。現在世界ランキング28位のコールシュライバーは、先週行われた「BMWオープン」で準優勝しており、勢いに乗っている。一方の杉田は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」から7連続初戦敗退となり、悪い流れを断ち切ることができなかった。

第1セット、杉田は第1ゲームをやすやすとキープし、順調な立ち上がりを見せた。しかし、第3ゲームで自身のダブルフォルトからブレークされてしまうと、その後はチャンスを作ることができない状態が続いた。そしてゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでもコールシュライバーの猛攻に為すすべが無い杉田は、最後にサービスエースを決められて第1セットを失ってしまった。

続く第2セットでも杉田はチャンスを作ることができず、防戦一方となった。第5ゲームでブレークされてしまい、さらに第9ゲームでもブレークされ、3-6で第2セットも落としてしまった。

この試合、コールシュライバーは11個のブレークポイントを握り、そのうち3本を決めたが、杉田はブレークポイントを1つも得ることができなかった。また、セカンドサーブでのポイント取得率もコールシュライバーは100%と、「BMWオープン」での準優勝からの勢いそのまま。杉田はそんなコールシュライバーに圧倒された感じとなってしまった。

勝利したコールシュライバーは、1回戦でジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)に逆転勝利したロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦敗退となってしまった杉田祐一

(Photo by Denis Doyle/Getty Images)