「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。第1セットを4-6で先取さ…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。第1セットを4-6で先取された杉田は、第2セットも3-6で奪われてストレートで敗退となった。試合時間は1時間8分。これで杉田は3月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」から7大会連続初戦敗退となり、約2ヶ月勝利から遠ざかっている。

第2セット、両者がキープし合って迎えた第5ゲーム。杉田はここでデュースに持ち込まれてしまい、コールシュライバーにアドバンテージを奪われた。杉田は3つのブレークポイントをしのいだが、4つ目をしのぐことはできずにブレークされる。第1セットからここまでコールシュライバーは合計10本のブレークポイントを握っているが、杉田は0本。なんとかしてチャンスを作っていきたいところだ。

しかし、杉田はチャンスを作るどころかゲームカウント3-5とした第9ゲームで0-30とリードされてしまう。杉田は2ポイント奪い返して30-30としたが、バックハンドのダウン・ザ・ラインが決まってマッチポイントを握られると、最後は杉田のショットがアウトとなって3-6で第2セットも落とし、1回戦敗退が決まった。

勝利したコールシュライバーは現在行われているロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)の勝者と2回戦で対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」でプレーした時の杉田祐一

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)