「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)が第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。5-7、4-6のストレ…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~13日/クレーコート)2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)が第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。5-7、4-6のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は1時間59分。

両者は過去に13回対戦しており、2勝11敗と錦織が大きく負け越している。また、ジョコビッチに10連敗中と言うことで、今回の結果を受けて2勝12敗、11連敗という結果になった。

第1セット、錦織はファーストサーブの成功率が低く、ジョコビッチに主導権を握られる場面が多く見られた。そんな中で迎えた第5ゲーム、錦織はジョコビッチのミスに乗じてラブゲームでブレークに成功する。しかし、直後にジョコビッチにブレークポイントを握られると、錦織はダブルフォルトを犯してしまってブレークバックされてしまう。

続く第7ゲームで錦織は再びブレークポイントを握るが、ブレークまで至ることはできなかった。そしてゲームカウント5-6で迎えた第12ゲーム、錦織はキープして次に繋げたいところだったが、ジョコビッチにリターンエースを決められて第1セットを先取されてしまう。

第2セットでは、両者ともにキープの展開が続く。錦織はたびたびブレークポイントを得たり、デュースまで追い上げたりもするが、チャンスを活かすことができずに終わった。一方のジョコビッチは序盤はミスが多かったものの、調子を上げてドロップショットなどの多彩なショットでのポイントが増えてくる。

そしてゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム、錦織のミスによってデュースまで追い込まれてしまう。ここで錦織は今日初めてとなるサービスエースを決めるものの、ジョコビッチにリターンエースを決められて再びデュースとなる。そして最後は錦織のショットがわずかにベースラインを越えてしまい、第2セットを4-6で落としてしまった。

錦織はジョコビッチに対してこれで11連敗。そしてストレートで1回戦敗退という残念な結果となった。

勝利したジョコビッチは、ダニール・メドベージェフ(ロシア)とカイル・エドマンド(イギリス)の勝者と2回戦で対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」のときの錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)