「ムトゥア マドリード・オープン」（5月5～12日／スペイン・マドリード／クレーコート）の2日目、1回戦で大坂なおみ（日本／日清食品）とジャン・シューアイ（中国）が対戦。1-6、5-7でシューアイに敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は1時間…

「ムトゥア マドリード・オープン」（5月5～12日／スペイン・マドリード／クレーコート）の2日目、1回戦で大坂なおみ（日本／日清食品）とジャン・シューアイ（中国）が対戦。1-6、5-7でシューアイに敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は1時間24分。

第1セットを奪われて気持ちを切り替えたい大坂は、第2セットでもミスが続いて第2ゲームでブレークポイントを握られてしまった。しかし、ここはなんとかしのいでキープし、次に繋げた。そして大坂は第3ゲームで0-40と3つのブレークポイントを得るが、この大チャンスを活かすことができず、シューアイに連続でポイントを奪われてキープされてしまった。

少しずつミスの減ってきた大坂は第4ゲームをキープすると、第5ゲームでデュースまで追い上げてアドバンテージを奪い、見事にブレークに成功。第2セットは大坂が先行する形となった。

しかし、直後の第6ゲームでブレークバックされてしまい、リードを保つことができない。続く第7ゲームではデュースにもつれ込んだが、あと1本が出ずにキープされてしまい、再びリードすることができなかった。

そして第8ゲームでシューアイにブレークされてしまい、ゲームカウント3-5とリードされてしまう。なんとか追いつきたい大坂は、第9ゲームで0-40と3つのブレークポイントを握り、ここはきちんとチャンスを活かしてブレークバックに成功した。

第10ゲームをキープしてゲームカウント5-5とした大坂だが、第11ゲームをキープされ、そして第12ゲームで0-40と3つのマッチポイントを握られてしまった。そこから2本は取り返したものの、最後も大坂のショットがネットに掛かり、ゲームカウント5-7で第2セットを落とし、1-6、5-7のストレートで1回戦敗退となった。

勝利したシューアイは、第12シードのココ・バンダウェイ（アメリカ）を1回戦で下したクリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）と2回戦で対戦する。（テニスデイリー編集部）

※写真は2018年の「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)