7月20~22日にアメリカのサンフランシスコ(AT&Tパーク)で開催される「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2018」の大会フォーマットおよびスケジュールが、主催する国際統括団体のワールドラグビーより発表された。 過去6大会は、出場チー…

 7月20~22日にアメリカのサンフランシスコ(AT&Tパーク)で開催される「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2018」の大会フォーマットおよびスケジュールが、主催する国際統括団体のワールドラグビーより発表された。
 過去6大会は、出場チームをいくつかのプールに分けて各総当たり戦を実施し、各組の上位チームが決勝トーナメントに進むフォーマットでおこなわれていたが、今回は、一度でも負ければ優勝争いから脱落となる“ノックアウト方式”が採用された(1回戦や2回戦などの敗者による順位決定トーナメントも実施する)。

 男子は24チームが出場。ワールドラグビーセブンズシリーズへの出場実績や戦績などを勘案し、シード1~24に振り分けられ、第15シードとなったアジア王者の日本は1回戦(プレ・ラウンド・オブ16)からの出場で、南米予選を突破したウルグアイと対戦することが決まった。その勝者は2回戦(ラウンド・オブ16)で、3大会ぶり3回目の優勝を狙うフィジーと戦う。
 そして、2回戦で勝った8チームはメダルをかけたチャンピオンシップトーナメントの準々決勝に進出。
 1回戦で負けた場合は17位以下のボウルトーナメントへ、2回戦で負けたチームは9位~16位を決めるチャレンジトーナメントへ進む。

 女子も、ワールドラグビー女子セブンズシリーズのランキングなどをもとにシードを振り分けられたが、全16チームが1回戦(ラウンド・オブ16)からの出場となる。
 第11シードとなった日本は、今春の北九州セブンズでワールドシリーズ初の決勝進出(準優勝)を果たした第6シードのフランスと1回戦でぶつかることが決まった。
 1回戦の勝者はチャンピオンシップトーナメントの準々決勝へ、敗者は9位~16位を決めるチャレンジトーナメントへ進む。

【男子1回戦】
・ケニア vs トンガ …(M1)
・カナダ vs パプアニューギニア …(M2)
・フランス vs ジャマイカ …(M3)
・ウェールズ vs ジンバブエ …(M4)
・サモア vs ウガンダ …(M5)
・ロシア vs 香港 …(M6)
・日本 vs ウルグアイ …(M7)
・アイルランド vs チリ …(M8)

【男子2回戦】
・スコットランド vs M1(ケニア×トンガ)勝者
・アルゼンチン vs M2(カナダ×パプアニューギニア)勝者
・オーストラリア vs M3(フランス×ジャマイカ)勝者
・イングランド vs M5(サモア×ウガンダ)勝者
・ニュージーランド vs M6(ロシア×香港)勝者
・フィジー vs M7(日本×ウルグアイ)勝者
・南アフリカ vs M8(アイルランド×チリ)勝者
・アメリカ vs M4(ウェールズ×ジンバブエ)勝者

【女子1回戦】
・フィジー vs スペイン
・フランス vs 日本
・ロシア vs 南アフリカ
・カナダ vs ブラジル
・オーストラリア vs パプアニューギニア
・ニュージーランド vs メキシコ
・イングランド vs アイルランド
・アメリカ vs 中国