松岡修造さんと伊達公子さんが錦織と大坂の「全仏オープン」の展望を語る

5月1日、WOWOWプライムで放送されるテニス番組「松岡修造×伊達公子が語る！錦織圭・大坂なおみ グランドスラムへの挑戦」の収録が行われ、松岡修造さんと伊達公子さんが、5月27日より開幕する「全仏オープン」での錦織圭（日本／日清食品）と大坂なおみ（日本／日清食品）の展望について対談した。

同番組では、これまで日本テニスを盛り上げ、実際にグランドスラムに挑戦してきた両氏ならではの視点で、今年の「全仏オープン」について語られる。

収録に臨んだ松岡さんは「伊達さんと久しぶりにテニスで話した。グランドスラムの2週目を知っている人の話しを聞くのは興味深い。本当の、2週目に入ってからの戦い方や感じ方が『全仏オープン』の解説に入ってくるのではないか」と、WOWOWテニスアンバサダーで「全仏オープン」でも現地で会場の熱気と興奮を伝える予定の、伊達さんの経験を生かした解説への期待を語った。

また松岡さんは、番組内ではその伊達さんの本当の心の3割、4割くらいしか引き出せなかったと話したものの、「クレーは嫌い」との見方のほか、自身の経験からの見方を紹介。

番組内では松岡さんと伊達さんの対談するほか、マイケル・チャンさんのインタビューや錦織のツアー最新映像も放送される。

錦織は昨年の「全仏オープン」では、タナシ・コキナキス（オーストラリア）に4-6、6-1、6-4、6-4で、ジェレミー・シャルディ（フランス）に6-3、6-0、7-6(5)で、チョン・ヒョン（韓国）には7-5、6-4、6(4)-7、0-6、6-4で、フェルナンド・ベルダスコ（スペイン）には0-6、6-4、6-4、6-0で白星をあげ、ベスト8まで進出。その後怪我によりツアーから離脱したものの、今年4月にはクレーコートの大会の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」で準優勝となり、結果を出しつつあることから、今年も上位進出が期待される。

一方の大坂は昨年の「全仏オープン」では1回戦で、アリソン・バン ウィトバンク（ベルギー）に敗退している。本人もクレーコートは得意ではないと話しているが、今年は3月にコート種類は異なるがツアー初優勝を果たすなど快進撃を見せており、期待がかかる。

同番組は、5月3日（木・祝）午後4時30分からWOWOWプライムにて無料放送される予定だ。（テニスデイリー編集部）※写真は収録に参加した松岡修造さんと伊達公子さん