「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)」<4月29日~5月6日/ハルムスタッド>の大会3日目、男子はグループリーグ第4戦が行われた。

前日、黒星を喫し、グループリーグ1位通過を逃した日本。メンバーを水谷隼、張本智和、松平健太に替え、グループリーグ大一番の台湾戦に臨んだ。一番手は、前日ストレート負けの張本。悪い流れを断ち切るかのように、台湾のエース荘 智淵を撃破。続く水谷も本来の動きを取り戻し3-0で勝利すると、三番手の松平も1ゲーム取られたものの、台湾のホープを退けた。

日本男子はストレート勝ちで、3位以上が確定。女子に続き、グループリーグ突破を決めた。グループリーグ第5戦、シンガポール戦は、現地時間2日10時(日本時間2日17時)から行われる。

水谷隼 Photo:Itaru Chiba



張本智和
「いいプレーがだんだん増えて自分も声出して流れに乗っていったのでよかった。自分が前半で取ることで3-0で勝ちやすくなるので、自分がエースに勝つのが仕事だなと思う。今日と同じように3-0で勝てるように自分の出番をしっかり勝って、後ろにつなげていきたい。」

水谷隼
「昨日敗れて、気持ちを切り替えるのが非常に大変だったけど、3-0で勝つことができてホッとしている。チームの雰囲気も良くなっているし、1人1人のプレーも良くなってきていると思う。みんなが集中して今日はいつも以上のパフォーマンスができた。目標は優勝なので、1位通過はできないかもしれないけど、1試合多く戦えるということで楽しくやっていきたいです。」

松平健太
「一番と二番で勝ってくれたので、すごくやりやすかった。2ゲーム目取られた時は焦ったけど、うまく立ち直ることができた。先を見ず、1戦1戦目の前の試合を戦いたい。」


【世界卓球2018スウェーデン】
<男子グループリーグ第4戦>
日本 3-0 台湾

張本智和 3-1 荘 智淵
4-11/11-7/14-12/11-8

水谷隼3-0陳 建安
11-9/11-6/11-5

松平健太3-1 林 イン儒
11-6/11-13/11-7/11-4