カロリーナ・プリスコバ（チェコ）が4月29日、「ポルシェ・テニス・グランプリ」（ドイツ・シュツットガルト／4月23～29日／クレーコート）の決勝で7-6(2)、6-4で勝利し、ココ・バンダウェイ（アメリカ）のすばらしい1週間に終止符を打った…

カロリーナ・プリスコバ（チェコ）が4月29日、「ポルシェ・テニス・グランプリ」（ドイツ・シュツットガルト／4月23～29日／クレーコート）の決勝で7-6(2)、6-4で勝利し、ココ・バンダウェイ（アメリカ）のすばらしい1週間に終止符を打った。

第5シードのプリスコバは重要な場面で落ち着きを保ち、わずか2時間以内で今シーズン初優勝、通算10回目の優勝を勝ち取った。決勝までの4試合で41本のエースを放ったプリスコバは、バンダウェイを相手にさらに11本を加えた。

バンダウェイはワイルドカードで出場し、昨年の覇者であるラウラ・シグムンド（ドイツ）の他、1位のシモナ・ハレプ（ルーマニア）を含むランキング上位10位以内の3選手を1週間にわたって破り、シュトゥットガルトでは2005年のリンゼイ・ダベンポート（アメリカ）以来となるアメリカ人の優勝選手となることを目指していた。

バンダウェイはプリスコバの最初のサーブをブレークしたが、プリスコバがこれに応じて2-2とした。タイブレークではプリスコバが最初の2点を失ってから7ポイントを連続で取り、両選手ともサーブをキープした。

第2セットの出だし、バンダウェイはブレークポイントをセーブしてサーブをキープしたが、デュースで地面を打った際に右手を負傷した。

プリスコバはブレークを得てゲームポイント3-2とリードし、再びブレークして5-2とした。今度はバンダウェイがブレークして試合を引き延ばしたが、プリスコバは2回目のチャンスをものにして締めくくった。(C)AP（テニスデイリー編集部）

※写真は優勝セレモニーでのプリスコバ

(Marijan Murat/dpa via AP)