「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)」<4月29日~5月6日/ハルムスタッド>が29日開幕。日本は打倒中国を掲げ、男女共に半世紀ぶりの金メダルを狙う。

日本男子は、エースの水谷隼を温存。世界ランク最上位の丹羽孝希(世界ランク9位)が流れを作ると、この日世界卓球団体戦デビューとなった張本智和(同13位)も続く。松平健太が1ゲーム奪われるも、危なげない試合運びで、女子に続き初戦を勝利で収めた。グループリーグ第2戦ベラルーシ戦は、現地時間30日10時(日本時間17時)から行われる。

張本智和 Photo:Itaru Chiba


丹羽孝希
「出だしから凡ミスのないプレーができたので、自分の中でも調子が上がったと思う。サーブレシーブが良くて、相手に決められることなく自分のいいところで攻めることができた。(グループリーグ第3戦ベラルーシの)エースのサムソノフ選手はとても強い相手なので、しっかりエースに勝てるようにみんなで頑張りたい。」

張本智和
「自分が一番手だったら緊張したと思うけど、丹羽さんが3-0で勝ってくれて自分も楽にできた。初戦で結構いいプレーができたので、本当によかったです。エースのサムソノフ選手が一番強いので、その選手に当たったら勝てるように頑張ります。」

松平健太
「一番いい流れで来たんですけど、僕自身は凡ミスが多くて納得できない内容だったんですけど、勝ててよかったです。(明日も)チーム一丸となって、一戦一戦全力で戦います。」


【世界卓球2018スウェーデン】
<男子グループリーグ第1戦>
日本 3-0 ベルギー

丹羽孝希 3-0 ニュイティンク
11-3/11-4/11-7

張本智和 3-0 ランビエ
11-8/11-8/11-4

松平健太 3-1 デボ
11-5/11-13/11-7/11-9