「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)の6日目、シングルス、ダブルス準決勝が行われた。シングルスは、若手のホープとなったステファノス・チチパス(ギリシャ)対地元パブロ・カ…

「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)の6日目、シングルス、ダブルス準決勝が行われた。

シングルスは、若手のホープとなったステファノス・チチパス(ギリシャ)対地元パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が対戦。今大会ストレート勝ちしてきたチチパスは、この準決勝でも快調にゲームを運び、カレーニョ ブスタにもストレート勝利、自身初のツアーファイナリストとなった。

ラファエル・ナダル(スペイン)対ダビド・ゴファン(ベルギー)は、ゴファンがブレークスタートとなった第1セットだが、その後ナダルが追いつきキープ合戦に。しかし、第10ゲームをナダルがブレークしてセットをモノにした。第2セットはベーグルでナダルが取り、3年連続で決勝進出を決めた。この勝利でナダルはクレーコート通算400勝の記録を打ち立てた。

ダブルス準決勝は、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)対フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)の対戦。カバル/ファラが第1セットを先取するが、F.ロペス/M.ロペス組が第2セットを奪い返す。ファイナルセットの激戦をF.ロペス/M.ロペスが制し、決勝進出を決めた。◇   ◇   ◇

【4月28日 主な試合結果】

◆男子シングルス準決勝

○ステファノス・チチパス(ギリシャ)7-5、6-3 ●パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)

○ラファエル・ナダル(スペイン)6-4、6-0 ●ダビド・ゴファン(ベルギー)

◆男子ダブルス準決勝

○フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)4-6、6-3、10-6 ●フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)(テニスデイリー編集部)

※写真は3年連続決勝に進んだナダル(「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」のときのもの)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)