ハルムスタッド 試合会場 Photo:Itaru Chiba


 「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)」<4月29~5月6日/ハルムスタッド>がいよいよ開幕する。約半世紀ぶりの金メダル奪還を狙う日本は世界王座に君臨し続ける中国を倒すことができるのか!? 大きな注目が集まる大一番を前に意外と知られていない大会トリビアをご紹介したい。(国際卓球連盟のデータによる)



3つのディビジョンに分かれている

日本が出場する「チャンピオン・ディビジョン」は大会最高峰のカテゴリー。男女各24チーム(出場国は男女でやや異なる)が4つのグループに分かれ予選ラウンドを行うが、実はこれ以外にも現地では「ディビジョン2」「ディビジョン3」と呼ばれる下部カテゴリーの試合が同時並行で行われている。出場選手はトータル595人。そのうちチャンピオン・ディビジョンに出場するのは大会最多の227人で全体の38%。ディビジョン2は197人(33%)、ディビジョン3は171人(29%)がエントリーしている。

Photo:Itaru Chiba


・ホスト国のスウェーデンは男子が強い
スウェーデンは過去6回、世界卓球のホスト国を務めており、特に男子代表チームは団体戦で5回優勝している。直近の優勝は2000年。女子代表チームの優勝経験はない。

・今大会出場選手の平均年齢
大会が開幕する4月29日時点で男子の平均年齢は25.6歳。女子は23.7歳。ちなみに日本男子代表チームの平均年齢は23歳、女子代表チームは18.4歳といずれも低い。

・今大会出場選手の最年少および最年長
男子の最年少は日本の張本智和(JOCエリートアカデミー)で14歳10カ月2日。女子は10歳7カ月15日のディーマ(モルディブ)。一方、最年長は男子が55歳8カ月9日のチオチウ(ルクセンブルク)、女子はニー・シャー リエン(ルクセンブルク)で54歳9カ月25日となっている。

・シェークハンドとペンホルダーの割合
今や卓球の主流を占めるシェークハンドは今大会出場選手のうち583人(98%)と圧倒多数。対するペンホルダーはわずか12人(2%)と希少だ。


【世界卓球2018スウェーデン】
4月29日(日)~5月6日(日)開催!テレビ東京系列・BSジャパンで連日放送!