半世紀ぶりの団体世界一へ。「世界卓球2018スウェーデン」が今月29日(日)からスウェーデン・ハルムスタッドで開幕する。49年ぶりの金メダルを目指す男子日本代表は、水谷隼、丹羽孝希、張本智和、松平健太、大島祐哉の5名。松平健太選手に意気込みを聞いた。




-今回の世界卓球は団体戦。前回大会で銀メダルを獲得したが前回を振り返って

僕は1試合しか出てないのですけど、それで勝つことができて、あとはいろんな人の試合を間近で見て、やっぱりすごいプレイヤーとかすごい試合が多かったので、今度は自分も出てやってやろうっていう気持ちにはなりましたね。


-今回のチームは松平選手から見て

14歳の張本が入って、初団体ですし、またいつもと違った雰囲気になると思うのですけど、経験がある人たちでサポートしたり、教えたりしてやっていけたらすごいいいチームになると思います。


-この団体戦を戦う上で松平選手の一番重要な部分は

重要なのは技術とかより、精神面と戦術の方が重要かなと思います。みんな技術はできるので。でも、いかに緊張した場面や、トップバッターや、1-1で回ってきたときに、いかに頭をリラックスしていい戦術とかを取れたり、思い切ってプレーできる方がやっぱり強いのかなと思います。


-個人戦との違い

個人戦は、自分自身という面が強いので、自分でなんとかしないといけない。でも団体戦は周りにいっぱい人がいて、それを背負ってるという感覚があるので、団体戦の方がプレッシャーが僕にはありますね。

-27歳。前からやっていた卓球とは変わってきている?

そうですね。常に進化をしないといけないスポーツだと思っているので、やっぱり常に進化して新しい技をやらないと慣れられて負けることが増えていくと思います。やっぱり毎大会、毎大会ぐらい進化していくつもりでずっとやっています。


-今大会、自分として試してみたい部分

この1年、バックハンドの強打を打つ練習を結構やってきました。それを一番発揮したいなと思いますね。それでバランスのいい両ハンドだったり、攻守だったり、そういうのを見せたいなと思います。


-世界ランクのシステムも変わって、去年は自己最高9位。手応えは?

1年間安定した成績が出せたので、9位になったと思います。9位になったってことはすごくうれしかったですけど、常にやっぱり1桁っていうところにいたいので、もっともっと安定感も必要ですけど、さらに活躍、格上に勝てるようになって、爆発力も必要かなと思います。


-2年後には、東京五輪

世界卓球は、(代表)選考前の最後の団体戦だと思います。ただ出られる試合は全勝が絶対だと思うので、それを目指して頑張ります。


-改めて今回の目標は?

世界一になれるチームなので、最後の1球まで諦めずに、チーム一丸となって優勝目指したいです。



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