半世紀ぶりの団体世界一へ。「世界卓球2018スウェーデン」が今月29日(日)からスウェーデン・ハルムスタッドで開幕する。

47年ぶりの金メダルを目指す女子日本代表は、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、長崎美柚の5名。石川佳純選手に意気込みを聞いた。




-開幕まであと少し


最近のほぼ連続4大会の試合が終わって、合宿で世界卓球に向けて準備できています。団体戦なので5ゲームマッチですし、しっかりとしたプレーで点数をしっかりとっていきたいと、思っています。


-ドイツオープンが終わった際「自分自身の成長を楽しみながらできるようになった」とコメントしたが

リオオリンピックでの経験であったり、うまくいかないこと、うまくいったこと、たくさんの経験の中で自分自身楽しく卓球をしたいなと。

もちろん、楽することではなくて自分自身、充実した卓球人生を送りたいなって思うことができました。もう最年長にもなりましたし、自分自身大きな目標が2年後にある中で、ひとつひとつ、目の前の世界大会と、自分自身の最高のプレーができるような充実した気持ちで迎えたいなと、思っています。


-2年前「世界卓球2016」団体戦の決勝戦が印象的

流れ的にはほとんど勝っていた試合だったと思うし、勝てたのではないかなと、思える試合でした。あの時は本当に勝てるのかな、という弱気な気持ちも今、考えてみたらあって。

2-0でリードしていて2-2になっても、そこまで悪い流れではなかったのに、自分自身が焦ってしまって凡ミスが出てしまって、自分自身でバランスを崩してしまったかな、という気持ちがあります。

-今回同じ場面が来たとしても、自分自身違うなっていうことはあるか

2年経って気持ちも変わりましたし、勝たないと意味ないっていう気持ちですし、決勝という緊張した舞台で最高のプレーをすれば勝てると思っていますし、やっぱり自分自身のプレーにかかっているかなっていう。どれだけいいプレーができるかなっていう楽しみな気持ちもありますし、あんまり考えすぎずに楽しむ気持ちを持ってやりたいなって思います。


-チームワールドカップでキャプテンを一回やってみて

楽しかったです。メンバー的には初めてのメンバーですし、団体戦も初めてのメンバーでした。なかなかメンバーが一気に変わるという事はなくて一人ずつ変わっていくっていうのが多かったので不安も正直あったんですけど、始まってみればいいプレーがみんなできたと思っています。

1試合1試合チームワークも良くなってきていますし、合宿はずっとしていてチームワークも良くなってきているので試合に向けて、どんどんみんなが調子をあげていけたらいいなと思います。


-中国を倒さないと金メダルはない。中国の存在について

チームワールドカップの決勝で、1ゲームも取れなかったことがすごく悔しくて、2位でもすごく嬉しいことで、みんなには「よくやった」とか言われることも多かったのですけれど、自分では全然満足できない結果だったので、今度は勝ちたいという気持ちで、今は練習しています。


-世界卓球の目標

目標は優勝です。そのためにまずは予選リーグを一戦一戦勝っていくこと、決勝トーナメントを本当に一試合一試合、1点1点とっていくこと、目の前にある試合を全力で勝っていくことを目標に頑張りたいです。


【世界卓球2018スウェーデン】
4月29日(日)~5月6日(日)開催!テレビ東京系列・BSジャパンで連日放送!