半世紀ぶりの団体世界一へ。「世界卓球2018スウェーデン」が今月29日(日)からスウェーデン・ハルムスタッドで開幕する。47年ぶりの金メダルを目指す女子日本代表は、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、長﨑美柚の5名。長﨑美柚選手に意気込みを聞いた。





-卓球を始めたきっかけは?

5歳のお正月から、本格的に卓球を始めました。卓球を始めたきっかけは、祖父と祖母と自分のお母さんの弟が卓球をしていて、ある日無理やり祖父に卓球場に連れて行かされたらしく、すごくやりたくなかったんですけど、やると近くにゲームセンターがあったのですけど、100円分遊べるということで、ゲームセンターで遊ぶために、卓球をしていたという感じですね。


-卓球を始めた頃は日本代表に選ばれると思っていた?

まず、日本では一番になりたいとは思っていて、全国大会では絶対に一番になるんだ、という気持ちで毎年頑張ってきて、それが積み重なってきて、今があるのではないかと思っています。


-そこから世界を目指すようになったきっかけは?

小学5、6年生の時に少しずつ思うようになってきて、特に小学6年生の全日本ホープスの部で優勝して、東アジアホープスという大会でも優勝して、少し目が日本だけじゃなくて、世界に向いたと思います。

6年生の時に、オリンピックに出て金メダルをとりたいっていう夢が大きくなったので、今、所属しているJOCエリートアカデミーが、一番夢を現実にするために、近い場所なんじゃないかなと思い入校しました。


-中学生から親元を離れる寂しさは

最初はなかったですね。自分は姉妹がいないので、先輩たちもたくさんいるし、他の競技の方もたくさんいるので、楽しみというかワクワク感の方が最初は強かったです。

離れているから、とかではなくて、自分の夢を叶えるためにここに来たいって自分で願って来た場所なので、それを認めてもらって今来ているので、夢を実現させたいなと思っています。


-憧れの石川選手と一緒に練習して

自分と実力の差であったりだとか、たくさん感じたりすることがあります。代表に選ばれた時に「よかったね、おめでとう」って言ってくださって、すごく嬉しかったです。


-自分の強さは?

自分の一番の特長というのは、ボールの質とチキータだと思うので、そこは誰にも負けない自信はあります。ボールの回転とかスピードは、多分、女子の中で誰にも負けないと思います。


-今大会での目標

世界卓球は一年に一度しか行われないので、その大舞台に自分が出場することができて、実力は一番自分が下なので、あまり出場できないと思うのですけれど、団体戦ということで一番近くで試合を見ることができるので、そういった面で勉強とか感じることとかたくさんあると思うので、いっぱい吸収して日本に帰ってきたいです。



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