「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)の4日目、シングルス3回戦、ダブルス1回戦、準々決勝が行われた。ヨセフ・コバリク(スロバキア)対ドミニク・ティーム(オーストリア)の…

「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)の4日目、シングルス3回戦、ダブルス1回戦、準々決勝が行われた。

ヨセフ・コバリク(スロバキア)対ドミニク・ティーム(オーストリア)の試合は、ティームが第1セットに苦戦しつつもストレートで勝利し、準々決勝へ駒を進めた。また、2時間49分のロングマッチを制したのはグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)。今年2月の対戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)にフルセットで負けていただけに雪辱戦となった。

第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)対ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)の対戦は、第1セットを35分で取ったナダルは、第2セットの第6ゲームでガルシア ロペスにブレークを許すが、その後は確実にゲームを重ね順調に試合を手中に収めた。第5シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と第11シードのアドリアン・マナリノ(フランス)の対戦は、フルセットの接戦の末、カレーニョ ブスタが勝利を収めた。第16シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に押し込まれる展開になった、第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)。第2セットをタイブレークの末に奪い返すと第3セットはベーグルで収め、逆転勝利した。

ダブルスは、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)が勝ち上がり、準々決勝では、ラッキールーザーのニコラス・ジャリー(チリ)/ギド・ペラ(アルゼンチン)が準決勝に進出した。◇   ◇   ◇

◆男子シングルス3回戦

○ドミニク・ティーム(オーストリア)7-6(5)、6-2 ●ヨセフ・コバリク(スロバキア)

○グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)7-5、3-6、7-6(8) ●マレク・ジャジリ(チュニジア)

○ラファエル・ナダル(スペイン)6-1、6-3 ●ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)

○パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)6-2、4-6、7-6(6) ●アドリアン・マナリノ(フランス)

○ダビド・ゴファン(ベルギー)2-6、7-6(2)、6-0 ●カレン・ハチャノフ(ロシア)

◆男子ダブルス1回戦

○フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/マルク・ロペス(スペイン)6-2、6-4●イバン・ドディグ(クロアチア)/ラジーブ・ラム(アメリカ)

○オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)6-2、5-7、13-11 ●ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)/アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)

準々決勝

○ニコラス・ジャリー(チリ)/ギド・ペラ(アルゼンチン)2-6、6-4、10-3 ●パブロ・クエバス(ウルグアイ)/マルセル・グラノイェルス(スペイン)(テニスデイリー編集部)

※写真はオープン化以降クレーコート40セット連続勝利の記録を打ち立てたナダル(「モンテカルロ」のときのもの)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)