故障に苦しめられた広島育成時代、4年ぶりNPB復帰のロッテでは… NPBに復帰して2年目の千葉ロッテ・三家和真選手。昨季…
故障に苦しめられた広島育成時代、4年ぶりNPB復帰のロッテでは…
NPBに復帰して2年目の千葉ロッテ・三家和真選手。昨季は2軍でチーム最多の107試合に出場し、今季もここまで遊撃のレギュラーとして25試合に出場している。
今では故障に強い選手となった三家だが、広島の育成時代は、1年目だった2012年秋に膝を負傷し、秋季キャンプと翌年の春季キャンプはチームに動向せずリハビリに専念するなど、とにかく故障が多かった。結局、2年目の2013年は2軍での試合出場も5試合のみにとどまり、同年オフに戦力外通告を受ける。
2014年からはプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの信濃に入団し、2015年からの2年間は石川でプレー。そして、2016年秋に行われた千葉ロッテ秋季キャンプでの入団テストに合格し、支配下契約と背番号「61」のユニホームを手に入れた。
4年ぶりにNPB復帰した昨季は1軍でも4試合に出場し、今季は開幕2軍ながら元気にプレーしている。広島時代よりも故障が減った理由について「体もでかくなったんじゃないですかね」と笑顔。「知識は全然ないと思いますけど、高校出てすぐの時に比べると、体も強くなっていると思います。厚みとか体の大きさもそうですけど強くなっている。1回怪我もしているので、ケアの面はだいぶ意識しています」と話した。
出場機会が増えたロッテで励む技術的な反省や修正
広島時代の2013年夏のある日には、寮のテレビで1人寂しく甲子園を観戦し、遠征に向かうチームメイトを見送ることもあった。
千葉ロッテに加入した直後、三家にその夏の話を聞くと、「正直、気持ちが落ちていたわけではないけど、何しているんだろうなあというのはありました。このままやったらホンマやばいなというのはありました。周りが遠征行くわけですから。メンバーに入っていないわけですから、悔しい気持ちはありました」と振り返った。
しかし、千葉ロッテで出場機会が増えたことで「カープの時は全然試合に出ていなかったですし、練習でしか何がいいのか悪いのかが分からなかった。ロッテでは(出場)機会が多いので、『今自分の状態はこうなんだ』と、ゲームの中で修正する機会が増えてきている」と、技術的な反省や修正もしやすくなったと語る。
現在、2軍での打撃成績は25試合で75打数20安打1本塁打8打点、打率.267。決して悪くない成績だが、プロ野球は1軍で活躍してナンボの世界。三家は「2軍でまず打つこと。1、2軍の方針としてもっと走塁の意識を持ってという話もあるので、2軍にいるうちから盗塁もそうですけど、先を狙う姿勢を変えていかないといけない。意識を強く持っていきたい」と意気込む。
最初にドラフト指名を受けた広島では怪我に苦しみ、本拠地マツダスタジアムで活躍する姿をファンに見せることはできなかった。しかし、今度こそは赤ヘル軍団に負けず劣らず熱い幕張で、背番号「61」の勇姿を定着させたい。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)