ヨーロッパのクラブ王者を決めるチャンピオンズカップは、準決勝第1試合が4月21日にダブリン(アイルランド)のアビバスタジアムでおこなわれ、ホームチームのレンスターがスカーレッツに38-16で快勝し、6季ぶりの王座奪還へ前進した。スカーレッツは11季ぶりに準決勝まで進出し、ウェールズ勢初の優勝を目指したが、栄冠には届かなかった。

 前半は、スカーレッツがWTBリー・ハーフペニーのPGで得点を重ねたのに対し、レンスターは3トライを挙げて主導権を握った。
 9分、ラインアウトからの攻撃でゴールに迫ってたたみかけ、LOジェームズ・ライアンが突っ込んでチームに勢いをつけた。26分には、PRキアン・ヒーリーがゴール前のピック&ドライブで仲間の後押しを受けながら、身体をうまく回転させインゴールに押さえた。そしてハーフタイム前にもテンポよく攻め込み、右にスペースをつくってWTBファーガス・マクファーデンがトライを決め、24-9で折り返した。

 レンスターは後半も敵陣でプレーする時間が長く、49分(後半9分)にはSOジョニー・セクストンが切り込んだあとFWの力強いボールキャリーが続いてゴールに迫り、LOライアンからオフロードでもらったFLスコット・ファーディーがインゴールに押さえた。かつて釜石シーウェイブスでもプレーしたことがある元オーストラリア代表のファーディーはこの試合、守りでも奮闘してマン・オブ・ザ・マッチ。レンスターは59分にもSOセクストンがゴールに持ち込み、勝負を決めた。

 準決勝第2試合、ラシン92(フランス)対マンスター(アイルランド)戦は、現地時間22日にフランスのボルドー(スタッド・シャバン=デルマス)でおこなわれる。