「フェドカップ・プレーオフ(ワールドグループ2部)」(兵庫県三木市/4月21~22日/ハードコート)日本対イギリスの1日目、第1試合で大坂なおみ(日本/日清食品)とヘザー・ワトソン(イギリス)が対戦。大坂が6-2、6-3でストレート快勝し、…

「フェドカップ・プレーオフ(ワールドグループ2部)」(兵庫県三木市/4月21~22日/ハードコート)日本対イギリスの1日目、第1試合で大坂なおみ(日本/日清食品)とヘザー・ワトソン(イギリス)が対戦。大坂が6-2、6-3でストレート快勝し、日本代表チームはまず1勝を上げた。

第1セットを6-2で先取した大坂。続く第2セット1ゲーム目で、15-40と相手にブレークポイントを握られるもそこから見事挽回してのサービスキープ。第2ゲームは逆に大坂にチャンスがあったが、ワトソンも粘ってお互い譲らない展開に。

大坂がゲームカウント2-1で迎えた第4ゲーム、再び大坂にサービスブレークのチャンスが訪れる。度重なるデュースの末にフォアハンドの逆クロスを決め、第2セットも先にサービスブレークに成功。大坂は、180km台はもはや当たり前というほどの強力なファーストサービスを連発し、その後も盤石なサービスゲームを展開していた。

最後まで粘り強いプレーで追いすがろうとするワトソンに大きなチャンスを与えず、大坂は1ブレーク差を守ってのストレート勝ち。最後のゲームは根競べを制し、日本代表チームに幸先のよい1勝をもたらしてくれた。

大坂は試合後のインタビューで「日本の地で、初めて日本を代表としてプレーしたことで今正直ほっとしています。日本代表チームに勢いをつけられてとても嬉しいです」と話している。この後も日本代表チームの勝利に期待したい。

この後のシングルス第2試合は、奈良くるみ(日本/安藤証券)対ジョハナ・コンタ(イギリス)を予定している。(テニスデイリー編集部)

※写真はワトソンと対戦する大坂なおみ(「全豪オープン」のときのもの)

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)