「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」（モナコ・モンテカルロ／4月15～22日／クレーコート）の5日目、3回戦で錦織圭（日本／日清食品）とアンドレアス・セッピ（イタリア）が対戦。第1セットは6-0で錦織が取った…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」（モナコ・モンテカルロ／4月15～22日／クレーコート）の5日目、3回戦で錦織圭（日本／日清食品）とアンドレアス・セッピ（イタリア）が対戦。第1セットは6-0で錦織が取ったが、第2セットは2-6でセッピに奪われてしまった。

第1セットをわずか25分で、セッピに1ゲームも取らせずに先取した錦織。第2セット序盤も良かったものの、次第にミスが増える。

第1ゲームをラブゲームでキープした錦織。続く第2ゲームはセッピにキープされたが、それまでで7ゲーム連取となった。第3ゲーム、30-40と第1セットの第1ゲーム以来となるピンチを迎えた錦織だが、サーブでデュースに持ち込み、粘ってキープする。

両者ともにサービスゲームをキープして迎えていたが、第5ゲームで錦織は15-40と2つのブレークポイントを得られてしまう。プレッシャーの掛かる場面で、錦織はこれをしのいでデュースに持ち込んだが、今度はセッピの粘り勝ちとなり、第2セットはセッピに先行されてしまった。

第1セットではアンフォーストエラーの数がたった3本だった錦織だが、第2セットになるとセッピのショットも安定してきて、結果的に錦織のアンフォーストエラーの数も増え、簡単にポイントを取ることが難しくなってきてしまった。

追う錦織はチャンスをつかみたいが、第6ゲームをラブゲームでキープされてしまう。そして今度はセッピに流れが向いてしまった。続く第7ゲームで0-40とリードされた錦織はドロップショットを試みるが、サイドラインを大きく割ってしまって2ブレークダウンとなってしまった。

セッピのサービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲーム。なんとしてもこの流れを止めたい錦織だが、それも叶わずに5ゲームを連取されて2-6で第2セットを奪われてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第3セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は昨年の「全豪オープン」での錦織圭

(Photo by Pat Scala/Getty Images)