丹羽孝希 Photo:Itaru Chiba

稲妻カウンター・丹羽孝希 プロフィール

世界ランキング(4月発表)は日本男子最上位の9位で、中国選手も恐れる生粋のカンタープレーヤー。

中学2年の時に2009年世界卓球横浜大会(個人戦)に史上最年少で出場。2010年ユース五輪金メダル、2011年世界ジュニア選手権優勝などの成績を残し、2012年にはロンドン五輪の日本代表に選出。メダル獲得はならず悔しい結果に終わったが、4年後のリオ五輪では堂々たるプレーで団体の銀メダル獲得に貢献した。



全日本選手権では2013年1月の平成24年度大会で男子シングルス初制覇。また2017年の世界卓球デュッセルドルフ大会(個人戦)では、男子ダブルスで銅メダル。そして、シングルスではオフチャロフ(ドイツ)との激闘を制し、自己最高位となるベスト8入りを果たした。

左シェーク両面裏ソフトドライブ型で、卓球台に近い前陣でのプレーが得意な速攻タイプ。打球点の早さは世界最速と言われるほどで、相手の打球コースを読み切ってのカウンター攻撃は、世界中で誰も真似ができない丹羽だけの芸当と言えるだろう。非常にクールな性格で、大舞台でも緊張しない強心臓の持ち主。この1、2年は成績もプレーにも安定感が増しており、今大会でもポイントゲッターとしての活躍が期待される。


【丹羽孝希】
世界ランク:9位(2018.04時点)
生年月日:1994.10.10
出身地:北海道
所属:スヴェンソン
戦型:左シェーク両面裏ソフトドライブ型

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