「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の3日目、2回戦で第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を5-7、7-5、…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の3日目、2回戦で第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を5-7、7-5、7-5で下した。

第3セット、ティームはルブレフにゲームカウント4-5でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えられたが、ルブレフのフォアハンドがわずかにワイドにはずれた。そしてティームはバックハンドのダウンザラインを決めてブレークすると、自身のサービスゲームをキープしてゲームカウント6-5とした。

第12ゲーム、ティームはルブレフのサービスゲームで15-40とリードし、1本目のマッチポイントでルブレフのパワーのないサーブがネットにかかってダブルフォルトになった時、勝利を決めた。

「もう少しで大会から消えてしまうところだった。それでも2時間40分プレーできてハッピーだ」とティームは安堵しながら語った。

ティームはこの2年、「全仏オープン」で準決勝に進出している。次の相手は、グランドスラムを12度制し、2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)を倒したノバク・ジョコビッチ(セルビア)となる。

ティームは自身の試合終了時、まだ対戦相手が決まっていなかったので「ジョコビッチとチョリッチの試合をテレビで観戦して、木曜日に勝者とプレーするのが楽しみだ」とコメントした。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は2回戦を突破したティーム(「ATPファイナルズ」のときのもの)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)