トップチャレンジリーグへ降格となった近鉄ライナーズは4月16日、2018年度の新体制を発表し、昨年まで女子15人制日本代表をけん引していた有水剛志氏(44歳)がヘッドコーチに就任したことが明らかになった。 有水氏は早稲田大学FWコーチ、U…

 トップチャレンジリーグへ降格となった近鉄ライナーズは4月16日、2018年度の新体制を発表し、昨年まで女子15人制日本代表をけん引していた有水剛志氏(44歳)がヘッドコーチに就任したことが明らかになった。
 有水氏は早稲田大学FWコーチ、U20日本代表FWコーチを経て2014年から女子日本代表ヘッドコーチとなり、4大会ぶりに女子ラグビーワールドカップへ導き、2017アイルランド大会で指揮を執った。そして同年度のジャパンラグビーコーチングアワードで日本代表カテゴリーコーチ賞を受賞している。

 FWコーチには、元オーストラリア代表プロップで、昨年のスーパーラグビーでレッズのヘッドコーチを務めたニック・スタイルズ氏が就任。2007年から2011年にかけてクボタスピアーズのFWを強化したこともある。

 そのほか、昨シーズン限りで選手生活を終えた佐藤幹夫氏がアシスタントコーチとなり、タウファ統悦氏はアンバサダー(普及)に新任した。

 近鉄ライナーズはトップリーグ再昇格を目指し、チームスローガン「TRUST(トラスト)」(信頼)を掲げて今シーズンに臨む。