「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が対戦。第1セットを3-6で落としたジョコ…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が対戦。第1セットを3-6で落としたジョコビッチが第2セットを6-1で奪い、セットカウント1-1のタイに追いついた。

 ジョコビッチとマレーの過去の対戦成績はジョコビッチの23勝10敗。前哨戦のマドリッドとローマ(ともにATP1000/クレーコート)では決勝で対戦し、マドリッドはジョコビッチが6-2 3-6 6-3で、ローマではマレーが6-3 6-3で勝ってタイトルを分け合っている。

 グランドスラムの決勝ではこれが7度目の顔合わせとなり、2011年、13年、15年、16年の全豪オープンではジョコビッチが、2012年の全米オープンと13年のウィンブルドンではマレーが勝っている。

 両者は昨年の大会では準決勝で対戦し、ジョコビッチが6-3 6-3 5-7 5-7 6-1が4度目の決勝進出を決めていた。

 ジョコビッチが勝てば全仏では初のタイトル獲得で、男子では史上8人目の生涯グランドスラム達成となる。マレーは全仏では初の決勝進出で、3度目のグランドスラム制覇を目指している。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)