ドミニク・ティーム(オーストリア)が「クレーに来るといつもいい気分になる」と話しながら、クレーコートシーズンへの意気込みを語った。ティームは現在ランキング7位で、力強い片手バックハンドを持ち、フォア、バックとも大きなフォームから強烈なスピン…

ドミニク・ティーム(オーストリア)が「クレーに来るといつもいい気分になる」と話しながら、クレーコートシーズンへの意気込みを語った。

ティームは現在ランキング7位で、力強い片手バックハンドを持ち、フォア、バックとも大きなフォームから強烈なスピンをかけた打球を放つ選手で、クレーコートの大会で特に、実績を積んできている。

同選手は3月に行われた「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8日~18日/ハードコート)の3回戦で、足首の負傷を理由に棄権していた。

得意としているクレーコートシーズンについて、ティームは「クレーに来るといつもいい気分になるんだ。インディアンウェルズでは足首に問題があったけど、もう大丈夫だと思う。母国で良い調整をして、ここで素晴らしいプレーヤー達と練習ができた。だから98%の状態だと言えるね」とATPの公式サイトで明らかにしている。

また、今週から始まっている「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15日~22日/クレーコート)については、「モンテカルロ・マスターズは今シーズンのとても重要な大会なのははっきりしていて、大きなプレッシャーがかかっている」とティームが話していることを、同サイトは紹介。

併せて、同選手によれば、結果を残さなければランキングも低下してしまう危険もあり、重要な局面を迎えている一方で、リラックスできてもいるとのこと。「今回のトーナメントはふんばりどころで、いくつかの試合で勝利を収めて、クレーコートシーズン中にベストでいられるように願っている」との見方も示された。

ティームは自身の大会初戦となる2回戦で、期待の若手の一人であるアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とロビン・ハッサ(オランダ)との対戦の勝者との試合に臨む予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」でのドミニク・ティーム(オーストリア)

(Photo by Jeff Gross/Getty Images)