錦織圭(日本/日清食品)が4月16日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の1回戦で、世界ランキング18位で第12シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ…

錦織圭(日本/日清食品)が4月16日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の1回戦で、世界ランキング18位で第12シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦する。試合開始は、日本時間午後20時予定となっている。

錦織は、3月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」を風邪により欠場。続く「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」では、依然咳をしながら2回戦でジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6(4)、4-6、6-3で下すも、3回戦で好調のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に2-6、2-6となすすべなくストレートで敗れている。

錦織は現在39位。順位を落としたため、今大会ではシードとはならなかった。また今大会への出場は2012年以来6年ぶりとなる。

対戦相手のベルディヒは現在32歳で、2010年から2016年まで7シーズンにわたりトップ10圏内をキープし、最高では4位を記録している実力者。現在も安定してトップ20を守っており、今年の「全豪オープン」ではベスト8に進出している。

錦織はベルディヒに対して4勝1敗と勝ち越しているが、最後の対戦は2015年の「男子テニス Nitto ATPファイナルズ(Nitto ATP Finals)」(フルセットの末、錦織が勝利)で、約2年半ぶりの対戦となる。

3月は試合勘を取り戻すという課題だけでなく、風邪による体調不良に悩まされたが、今月はキャリア通算で勝率がハードコート(勝率68.0%)とグラスコート(勝率59.6%)よりも高いクレーコート(勝率71.6%)で躍動することを期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報ならびにライブ配信を行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 アカプルコ」の時の錦織圭

(Photo by Hector Vivas/Getty Images)