「ポルシェ 軽井沢フューチャーズ」(長野県・軽井沢会テニスコート/本戦5月30日~6月5日/賞金総額2.5万ドル/クレーコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。 決勝はイ・ダクヒ(韓国)と内山靖崇(北日本物産)のトッ…

 「ポルシェ 軽井沢フューチャーズ」(長野県・軽井沢会テニスコート/本戦5月30日~6月5日/賞金総額2.5万ドル/クレーコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 決勝はイ・ダクヒ(韓国)と内山靖崇(北日本物産)のトップ2シードの対戦となり、第1シードのイが第2シードの内山を7-6(5) 6-3で下して今シーズン2勝目を挙げた。試合時間は1時間40分。

 内山とイは昨年11月に横浜(ATPチャレンジャー/5万ドル/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、イが6-2 6-4で勝っていた。

 2014年3月にはITF世界ジュニアランク最高3位を記録している18歳のイは、昨年はフューチャーズ大会5勝などで世界ランク229位まで上昇。今シーズンは1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)でグランドスラムの予選に初挑戦、3月にはデビスカップのニュージーランド戦(韓国・ソウル)で代表デビューを果たし、4月には自己最高の206位を記録している。

 日本の大会には14歳だった2013年3月の筑波(ITF1万ドル/ハードコート)が初出場。昨年6月に柏(ITF1万ドル/ハードコート)で初優勝を飾り、今季は3月に甲府(ITF1万ドル/ハードコート)で2勝目を挙げており、3度目のタイトル獲得となった。

 内山はアンドリュー・ウィッティントン(オーストラリア)とのペアで第1シードで臨んだダブルスを制していたが、単複2冠はならなかった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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【シングルス決勝】

○1イ・ダクヒ(韓国)[1] 7-6(5) 6-3 ●32内山靖崇(北日本物産)[2]

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表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会運営委員)

イ・ダクヒ(シングルス優勝) 「たくさんの方の応援を大変うれしく思います。内山選手、どうもありがとうございます。関係者の皆さま、どうもありがとうございました」

内山靖崇(シングルス準優勝) 「たくさんの方に応援していただきましたが、力不足で優勝することが出来ませんでした。まだまだ足りないものがあるのだと改めて感じました。また、応援をよろしくお願いいたします」

(テニスマガジン/Tennis Magazine)