ジョーンズ、クーパーのDNAを継ぐアラバマ大学WRリドリー

アラバマ大学は2011年にアトランタ・ファルコンズWRフリオ・ジョーンズ、2015年にオークランド・レイダースWRアマリ・クーパー2人のプロボウラーを輩出しているが、カルビン・リドリーはその系譜を継ぐ存在になりそうだ。1年時から先発を務め、89回捕球1045ヤード7TDを記録。USAトゥデイの新人オールアメリカに選出された。2年時にはオールSEC二軍、3年時にはオールSEC一軍に選出されている。

リドリーはルートを走る際に、DBを引き離す力に長けている。3年時のジョージア大学とのCFPナショナルチャンピオンシップでは、第4Qにエンドゾーンで相手DBを引き離し、7ヤードのTDパスを捕球。TDとPAT成功でで20対20の同点とし、超過節でのアラバマ大学の勝利の立役者となった。

コンバインで発掘された苦労人メリーランド大学WRムーア

コンバインで一躍注目を集めたのはメリーランド大学のD.J.ムーアだ。40ヤード走4秒42はレシーバーの中で5番目に速く、100.3センチの垂直跳びはポジション別の最高記録。立ち幅跳びは3.3mで2位、20ヤードと60ヤードのシャトルランでは3位を記録した。コンバイン前までは2巡目での指名が予想されていたが一気に評価をあげ、1巡目での指名が考えられる。

メリーランド大学は先発QBが定着せず、ムーアの3年時だけでも3回QBが変更され、いずれも良いQBとは言えなかった。それでもムーアは80回捕球1033ヤード8TDを記録。ネブラスカ大学との試合では、ショートパスを92ヤードのロングゲインにするなど、ラン・アフター・キャッチを得意としている。

大学最優秀レシーバーに立ちはだかるNFLの壁

オクラホマ州立大学WRワシントン

オクラホマ州立大学WRジェイムズ・ワシントンは3年間、同じくドラフト指名候補に挙げられているQBメイソン・ルドルフの1番のパスターゲットだった。1549ヤードで獲得ヤードトップに立った4年時には、最優秀レシーバーに与えられるフレッド・ビレットニーコフ賞を受賞。オールアメリカを選出する5つの媒体全てで1軍に選出された。

185センチの身長と40ヤード走4秒56のスピードでは、大学で見せていた捕球1回あたり20.9ヤード獲得していたロングターゲットとしての活躍は難しいかもしれない。しかしワシントンが大学で活躍したのは、タックルをされながらでも決してボールから目を離さないほどキャッチに集中する故だ。NFL有数のスロットレシーバーと言われるクリーブランド・ブラウンズWRジャービス・ランドリーは身長180センチ。40ヤード走は4秒61だった。スロットレシーバーとして調整することができれば、ワシントンの身長とスピードでもNFLでの活躍が十分に考えられる。